蛍光灯は、私たちの生活には必要不可欠なものですが、消耗品でもあるため、長い期間使い続けられるわけではないです。
蛍光灯を交換したり、割ってしまったりしたときなど、「蛍光灯ってどのように処分したらいいのか分からない」と困ったことがある方も多いと思います。
蛍光灯には、有害物質である「水銀」が含まれているので、正しく処分しないと環境汚染や健康被害につながる危険性を伴っているものです。
この記事では、蛍光灯の処分方法や費用について紹介していくので、処分の仕方にお困りの方は是非参考になればと思います。
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蛍光灯には有害物質が含まれている
まずは、蛍光灯の仕組みと有害物質について簡単に紹介します。
蛍光灯とは照明の一種で、蛍光管の中の水銀ガスに電流を通すことで発生する紫外線が、蛍光塗料の塗られた蛍光管の内側に当たり、塗料が発光するという仕組みです。
蛍光灯には「水銀」と「蛍光塗料」が含まれています。
そのため、燃えるゴミとして捨てる事は間違った方法となります。
蛍光灯の寿命について
蛍光灯の寿命は約6,000~12,000時間となっており、蛍光灯の安定期の寿命は約10年とされています。
近年主流となっているLEDの寿命は40,000時間であるため、比較すると蛍光灯の寿命は短い事が分かります。
「蛍光灯がチラチラする」「点灯までに時間がかかる」などの症状が現れ始めたら寿命が近づいているサインです。
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蛍光灯の正しい捨て方
ここからは、蛍光灯の捨て方で使用していた環境によって異なる事や費用についても紹介していきます。
また、家電量販店のヤマダ電機での捨て方についても合わせて紹介します。
①家庭から出た蛍光灯は燃えないゴミ
家庭から出た蛍光灯は、燃えないゴミとして処分します。
ただし、各自治体でルールが異なるので、必ず処分する前にお住いの地域のルールを確認する事が必要です。
確認する場合は、お住いの市や区のホームページを検索すると「家庭ゴミの分け方・出し方」などと書かれているページがありますので、そこで確認できます。
例えば、「蛍光灯は収集作業員の危険がないように箱に入れるか新聞紙で包んでから、有害ゴミと書いた紙を貼って出してください」となっている自治体もありさまざまです。
このようなルールに従い処分しないと、回収してもらえないので注意が必要です。
②事業所オフィスや工場から出た蛍光灯は産業廃棄物
家庭ゴミとは違い、事業所オフィスや工場から出た蛍光灯は産業廃棄物として処分する事が義務付けられています。
そのため、産業廃棄物処理の許可を取得している専門の業者に委託する必要があります。
産業廃棄物は、自治体では回収してもらえないので注意が必要です。
③リサイクル業者を利用してリサイクルする
蛍光灯は、燃えないゴミや産業廃棄物として処分する以外でも、リサイクル業者に引き取ってもらう事も可能です。
蛍光灯に含まれる蛍光塗料の一部には、「レアアース」という資源があります。
このレアアースは、パソコンのハードディスクや携帯電話、エアコン、冷蔵庫などの半導体の製造に必要な資源でもあるのです。
しかし、その生産量は年間12万トンと少なく、金属の中で最も生産量の多い鉄の1万分の1ほどしかない状況です。
レアアース以外でもガラス部分は、断熱材や新たな蛍光灯のガラス、ガラス工芸品の材料としてリサイクルされます。
また、口金などのアルミ部分は、アルミ原料となり、水銀は新たな蛍光灯や特殊計測機器などの材料としてリサイクルされます。
そのため、蛍光灯はレアアースなどとても貴重な資源が含まれているため、積極的にリサイクルに出して捨てる方法がオススメです。
家庭から出た蛍光灯の場合であれば、市役所や自治体の公共施設、一部のスーパーなどに回収ボックスが設置されている場合があるので、利用すればリサイクル処理に回されます。
事業所オフィスや工場から出た蛍光灯は、産業廃棄物処理業者で、尚且つリサイクル処理を行っている業者に委託すると良いです。
1.リサイクル業者を利用した場合の費用は?
蛍光灯の処分費用は、1kg180円~または1本40円~など業者によってさまざまあります。
また、蛍光灯の種類やワット数でも金額が変わる業者もあるので、事前に委託する業者に確認すると良いです。
④不用品回収業者を利用する
不用品回収業者に依頼する事も、一つの手段としてあります。
回収業者によっては、蛍光灯だけの単品でも回収可能です。
また、蛍光灯だけでなく、その他の不用品も同時に回収してもらう方が費用としても、お得なので、まとめて回収してもらいたいものがある場合は、オススメの処分方法となります。
「話だけでも聞いてみたい」という相談だけでも受け付けているため、気軽に連絡して確認してみると良いです。
⑤ヤマダ電機で捨てる方法
ヤマダ電機では店舗によって異なりますが、大半の場合は蛍光灯の回収を行っています。
店舗によって、蛍光灯の回収ボックスが設置してあるため、無料で捨てる事が可能です。
仮に回収ボックスの設置がない場合でも、店舗カウンターで引き取りを行っているところもあります。
蛍光灯を処分する時の注意点
ここからは、蛍光灯を処分する時に、特に気を付けるべき点について紹介します。
①蛍光灯は割って捨ててはいけない
先述したように、蛍光灯には水銀が含まれているので、誤ってでも故意にでも割ってしまうと水銀が空気中に放出されてしまいます。
蛍光灯内の水銀量は微量なので、すぐに環境や健康に悪影響が出る事はないかもしれませんが、吸い込んでしまった水銀が体内に蓄積されれば健康被害が出てしまいます。
また、割れた破片でケガをする危険性もあるので、必ず割らずに捨てる事が大切です。
②誤って割ってしまった場合は?
破片がバラバラにならないように、箱に入れるか新聞紙などに包みます。
誤って割ってしまわないためにも、慎重に取り扱う事が重要です。
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LED電球の場合は蛍光灯と同じように処分してもいいのか?
LED電球は、蛍光灯とは異なり有害物質は含まれていないので、燃えないゴミや普通ゴミとして処分する事が可能です。
また、自治体によっては、ワレモノとして扱われているところもあります。
破損したLED電球でケガをする危険性もあるので、処分する際は「キケン」「ワレモノ」などと分かりやすいよう貼り紙をしておくと良いです。
まとめ
ここまで蛍光灯の処分方法について紹介してきました。
蛍光灯は、危険かつ貴重な資源を含んでいるので、適切な方法を用いて処分する必要があります。
ただゴミとして扱うのではなく、ゴミ削減の観点からも資源を有効活用したり、有害物質による環境汚染を防ぐことができるリサイクルに出す方法も選択肢の1つとして参考になればと思います。
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