ヘアスプレーや殺虫剤などのスプレー缶や、家で鍋物や焼肉するときに使うカセットコンロのガスボンベなど、中にガスが入っている缶をどう捨てたら良いか悩まれた方も多いと思います。
中身が中途半端に残っている場合、「ガス爆発したらどうしよう」と特に心配です。
この記事では、カセットコンロのガスボンベや、スプレー缶の安全な処分の方法や注意点について詳しく説明します。
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ガスボンベの使用期限
ガスボンベは、製造から約7年以内の使い切りが目安となります。
そのため、使いながら備える「ローリングストック」での備蓄を推奨しています。
お手元のガスボンベが古くなったり、錆びて使えなくなった場合は、以下で紹介する方法でガスを抜いて処分する事が大切です。
ガスが残ったまま処分すると、ゴミ収集車や処理場で爆発事故が発生する危険性があるため各自治体が禁止しています。
①ガスボンベの使用期限
使用期限は缶の底に西暦で記載されています。
数字の桁数 | 表示 | 例 |
数字が8桁の場合 | 西暦4桁と月日を表示 | 20170511⇒2017年5月11日製造 |
西暦2桁と月日と時間を表示 | 09112414⇒2009年11月24日14時製造 | |
数字が6桁の場合 | 西暦2桁と月日を表示 | 080321⇒2008年3月21日製造 |
数字が5桁の場合 | 2003年以前の製造のもので西暦1桁と月日を表示 | 91203⇒1999年12月3日製造 |
②使用を控えるガスボンベの状態
以下で紹介するようなボンベは、ガス漏れが起こるなどの危険性を伴っているため使用を控える事が大切です。
・古いデザインのイワタニカセットガス
・変形やゆがみが生じているもの
・ガスボンベの先端部分にサビが出ているもの
・ガスボンベ全体にサビが出ているもの
ガスボンベやスプレー缶を自治体ゴミとしての捨て方
「古くなって使えない」「錆びているので処分をしたい」などの場合は、以下の方法でガスを抜いて処分する必要があります。
①場所の確保
屋外の風通しの良い場所で、周囲に火の気がない場所を確認します。
②ガス抜き作業
ガスボンベ・スプレー缶のキャップを外し、先端を下向きにしてからコンクリートなどの硬い所に押し付けます。
すると液体状のガスが「シュー」と音を立て排出され気化していきます。
③ガス抜き後の再確認
缶の中身のガスを全て出し切ったら振ってみて「シャカシャカ」と音がしなければ、ガスが抜けて空になった状態です。
まだ少しでも音がする場合は、空になるまで出し切ります。
缶が冷えきってガスが中々出ない場合は、少し手で温めてから行うと良いです。
④ゴミ出し
ガスを全て出し切った事を確認して、お住まいの自治体のゴミ出しのルールに従って処分します。
「資源ゴミ」または「燃えないゴミ」として捨てるのか、事前の確認が必要です。
また多くの自治体では、透明な袋に入れて他のゴミと分別した状態で、自治体のゴミ集積所まで持っていきます。
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ガスボンベやスプレー缶を処分する際の注意点
缶の中にガスが入った状態で穴をあけてしまうと、ガスが噴出して途中で止められなくなり大変危険なので絶対に避けるべきです。
ガスは空気よりも重く下部に溜まっていきます。
ベランダなど周囲に囲まれた場所では、排出したガスがこもりやすく引火する可能性もあり大変危険な状況となります。
ガス抜き作業中に気分が悪くなったら、すぐに作業を中止する事が大切です。
ガスボンベやスプレー缶の量が多い場合は、数回(数日)に分けて作業すると良いです。
自治体以外での捨て方
ガスボンベ・スプレー缶の捨て方が分らない方や、ガス抜き作業などの手間を省きたい方は、費用が掛かってしまいますが自分で資源回収業者に依頼すると安心して任せる事ができます。
また未使用のものであれば、リサイクルショップで売却できるところもあるため問い合わせてみるのも良いです。
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ローリングストック法とは?
普段の日常での食べものを少し多めに用意して、食べ終えたらその分を買い足し、消費期限の新しいものと入れ替えながら備蓄するのが「ローリングストック法」です。
この方法を利用すると、期限が大幅に過ぎてしまった備蓄品を処分しなければならないという失敗もなく済みます。
ガスボンベも同様で、いざ使おうとした時に「古くて使えない」という事にないように賢く備えておくことが大切です。
スプレー缶・ガスボンベ類で困った時の相談窓口
種類 | 相談先 | 連絡先/FAX |
エアゾール缶(スプレー缶) | 一般社団法人 日本エアゾール協会 | 03-5207-9850/03-3256-3315 |
ガスボンベ | 一般社団法人 日本ガス石油機器工業会 | 0120-14-9996/03-6811-7351 |
まとめ
ここまで、ガスボンベ・スプレー缶の捨て方について説明してきました。
ゴミとして出すときには、爆発の危険性を伴っているものであるため、必ず中身のガスを全て抜くようにする事が大前提となります。
そして透明な袋に入れて、他のゴミと分別してから分かりやすいようにゴミ集積所へ出すのがポイントです。
自治体によって「資源ゴミ」か「燃えないゴミ」などが異なるため、事前にしっかりと確認する事が大切です。
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