グラスやガラス製の置き物やガラス製の食器など、身の回りにガラスで出来たものはいくつもあります。
しかし、ガラスを捨てるときは燃えるゴミとして捨てることはできないので、この記事では、そんなグラスやガラスの正しい捨て方について紹介していきます。
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グラス・ガラスの捨て方・処分の方法
ここからはグラスを含めたガラス製品でできた物の捨て方について主に3つの方法があるので紹介していきます。
①自治体の燃えないゴミで出す
燃えないゴミとして出せるものは、グラスなどのガラス食器や花瓶、ガラスケースなど比較的小さいものに限ります。
他の不燃物と異なり、持ち出す時や回収する人がケガをする危険性があるので、ダンボールや新聞紙で包んでから指定の袋に入れる事が大切です。
燃えないゴミの袋に入れる量は、ガラス食器だとかなりの量でも入りますが、注意してほしいのは重さも考慮しておくことが必要となります。
・危険
・ガラス製品
・われもの
一目でガラスが入っている事が認識できるように、ゴミ袋に上記のように表記しておく必要があります。
自治体によって書き方が決められているところもあるので、前もって調べておくのがオススメです。
②自治体の粗大ゴミへ持ち込みで出す
ガラスを自治体の粗大ゴミ回収を利用して捨てる方法もあります。
自治体により異なりますが、概ね1辺が30㎝以上だと粗大ゴミとして扱われる事が多いです。
燃えないゴミの袋に入らないガラスは、粗大ゴミとして捨てる必要があります。
割りやすいガラスであれば、小さく割れば燃えないゴミとして捨てるのが良いですが、割りづらいガラスや割ることができない製品は、粗大ゴミの申し込みが必要です。
自治体のゴミ処理センターの申し込みをする際に、ガラス製品の種類やサイズを伝え、種類によっては費用が掛かります。
費用が掛かっても収集場所まで運び出しさえすれば回収してくれ、問題なく利用できるため、自分でガラスを割るのは危険を伴うので避けたい方にオススメです。
また、ゴミ処理センターへの持ち込みを可能としている自治体では、受付時間内であれば都合の良い時間帯に持ち込めて無料で捨てる事ができるのでオススメの方法です。
③不用品回収業者を利用する
グラスやガラスを捨てたい時に、不用品回収業者に依頼する方法もあります。
燃えないゴミや粗大ゴミの日まで待てない事情がある時や、ゴミ処理センターまで運べない時に頼りになる存在です。
業者に依頼すると、即日回収も可能で割れたガラスの場合、ゴミに出すためには梱包や分別を考えなくてはいけないですが、業者の場合は自宅まで出張してくれるため、指示をするだけで搬出もしてくれるので非常に安心です。
グラス、ガラスを捨てる費用・料金は？
| 捨て方 | 料金 |
| 自治体の燃えないゴミ回収 | `ゴミ袋代の費用は発生しますが無料で捨てる事ができます。 |
| 自治体の粗大ゴミ回収 | 板ガラスのは1枚500~1,000円程度、ガラス製家具の場合は500~1,500円程度が相場です。 |
| 不用品回収業者 | 業者により異なりますが、45lのゴミ袋1つで1,000~2,000円程度です。
量が増えるほど㎡当たりの料金が安くなります。 |
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グラスやガラスを捨てずにお得に処分する方法
リサイクルがあまりされていないガラス製品ですが、ゴミにしない方法を紹介します。
①専門店、リサイクルショップで売る
グラスやガラスなどは中古のものでも需要があり、最近では出張買取をしているショップもあります。
特に大きな物や大量にある場合は、専門店に相談するのがオススメです。
食器やテーブルなどの場合は、リサイクルショップに相談すると良いです。
②オークションやフリマアプリで売る
ネットのオークションやフリマアプリは、スマホで品物の写真を撮り、そのままサイトに掲載するだけで簡単に売る事ができます。
フリマアプリは、自分の希望する価格を付けて売る事ができ、需要も高いため売れるまでの時間も比較的短いです。
ネットオークションは思わぬ高額で売れる事もありますが、売れるまでに時間が掛かったり、なかなか価格が上がらないことが多々あります。
また、フリマアプリやネットオークションは、自分で荷造りや発送をする手間が掛かるので、時間のある人や遺品整理を急がない方は試してみると良いです。
③寄付する
捨てるものが食器の場合は、寄付をする方法もあります。
物資が足りず、さまざまな物を必要としている国々を支援しているNPO法人や団体があります。
寄付の方法は簡単で、不要な食器を箱に詰めて送るだけで、専門の方が仕分けやクリーニングをした後に海外の困っている方々への寄付や国内外で活動する団体への支援として送られるのです。
日本製の物は品質が高く、海外でも喜ばれており使わなくなったものが誰かの役に立つ方法です。
窓ガラスなど大きなガラスの捨て方
窓ガラスなど大きなガラス製品を捨てる場合、そのままの状態でゴミに出すことはできないので、自分で処分を考えている方は以下で紹介する方法で行う必要があります。
①割る
先述したようにガラスは燃えないゴミなどに出すことが出来るので、割った状態にします。
まず、分厚い手袋を付け、底の厚い靴を履き、更にゴーグルをすればより安心です。
破片の飛散を予防するため、割りたいガラスにガムテープを貼ったり、新聞紙やブルーシートで包むなどしてから金づちなどで叩いて割ります。
細かく割ったガラスはダンボールや新聞紙などに包み、更にビニール袋に入れてから捨てると良いです。
②切断する
割るのが怖い場合は、ガラスカッターという工具を使い切断する方法です。
ガラスカッターにカッティングオイルを入れ、割る作業の時と同様に厚手で滑り止めの付いた手袋をします。
ダンボールを敷き、その上にガラスを置き、ガラスカッターで普通のカッターで紙を切る要領でガラスに線を引くように傷をつけます。
ガラスは切った線で割る事ができ、この作業を繰り返して捨てやすい大きさにカットする事が重要です。
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ガラスはリサイクルできる？
グラスやガラスは原料を混ぜ、溶かして固められたものです。
リサイクルする場合は、仕様済みガラスを再び溶かしてから固められて、瓶・タイル・アスファルトの原料・住宅の断熱材などとして生まれ変わります。
リサイクルされたガラスは不純物や材質の統一化などに問題があるため、見た目が大切な飲料水の瓶や窓ガラスなどとして使われることは殆どないです。
また、ガラスを溶かすには1500度以上の高温が必要で、不純物が混ざっていると高熱で有害物質が発生する事があります。
材料が安価なので、リサイクルするより新しいガラスを作った方がコストも安く、高品質な製品が作れるため、再利用するための価値はあまり高くないです。
そのため、一般家庭から出るガラスは瓶を除いて大半が燃えないゴミとして処理されています。
まとめ
グラスなどガラス製品を捨てる場合は、自治体によってルールが異なります。
事前に居住地区のルールを必ず確認してから適切な方法で捨てる事が大切です。
また、ほとんどのガラスはリサイクルされておらず、多くがゴミとなって埋め立てられています。
ゴミを減らす意味からも、まだ使えるものであれば、できるだけ捨てずにそのまま使う方法をとる事も大切です。
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