ワインにこだわりがある人ならかかせないワインセラー。
冷蔵庫では難しいワインを保管するために最適な湿度や温度を保ち、長期間の品質を保つことが出来るワインセラーですが、新しものに買い替えたり、引っ越しなどで手放す必要がある時、どのように処分すればいいのか分からないと思います。
ここでは、不要になったワインセラーの捨て方について、粗大ゴミとして出せるのか、家電リサイクル出来るのか、処分費用はどのくらいするのか等、詳しく解説していきます。
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ワインセラーの捨て方・処分の方法
ワインセラーの捨て方には4つの方法があります。
①リサイクル指定店に回収依頼する
ワインセラーの捨て方として、自治体の粗大ゴミとして処分する方法を思い浮かぶ人がいるかもしれませんが、ワインセラーは粗大ゴミとして捨てることはできません。
なぜかというと、ワインセラーは家電リサイクル法の家電4品目の対象になるためです。
家電4品目と聞いて、一瞬ピンとこないかも知れませんが、家電4品目のエアコン、冷蔵庫、テレビ、洗濯機のうち、ワインセラーは冷蔵庫と同じ扱いになります。
家電リサイクル法というのは、この4品目を販売店が引き取り、家電メーカーがリサイクルする仕組みになっており、自治体が指定する家電回収協力店や指定引取場所等で回収してもらえます。
リサイクル指定店に回収してもらう場合は、リサイクル料金を支払う必要があり、自治体により多少の違いはありますが、手順としては自治体や店舗に申し込み後、リサイクル券を購入し、引取店に持ち込みます。
場合によっては、リサイクル料金を郵便局で払うこともあります。
回収店舗や指定場所には、持ち込みにより引き取ってしてもらう場合と、回収しに来てくれる場合もありますが、回収には費用がかかる場合もあるので、申し込み時に確認してください。
②リサイクルショップ・フリマアプリで売却する
ワインセラーはリサイクルショップで買取をしてもらうことも一つの方法です。
状態の良いものだと、買取をしてくれる店舗も多くあります。
ただ気を付けておきたいこととして、買取には条件がある場合も多く、
・製造から5年以内の品物
・綺麗で状態が良いもの
・有名ブランド
・きちんと作動して使用できるもの
でなければ買取不可となる場合があるので、注意が必要です。
ワインセラーは大きな物が多く、運搬が大変なので、出張買取してくれるリサイクルショップを利用すると便利です。
スマホやパソコンで簡単に売買することが出来るフリマアプリを使って、ワインセラーを出品することも出来ます。
しかし、フリマアプリを利用する時は、売却しても配送費がかかる場合があります。
ワインセラーは簡単に持ち運びできるものから大型のものまで様々あり、大型のものをフリマアプリで売却すると、配送費が高くつく可能性があるほか、配送にかかる手間がかかるので、フリマアプリには不向きといえます。
③販売店で下取り・引き取りをしてもらう
ワインセラーの買い替えをする時は、新しいワインセラーを購入した販売店で古いワインセラーを回収してもらうことが出来ます。
その際も、リサイクル料金は必要になり、自宅まで回収しにきてもらうと配送料や運搬費がかかります。
ワインセラーの販売店では、古いワインセラーの回収のみをしてくれる店舗もありますが、数少ないので、確認が必要です。
④不用品回収業者を利用する
引っ越しで大量に処分したいものがある場合や、ワインセラーを早急に処分したい場合は、不用品回収業者に依頼するのがいいでしょう。
不用品回収業者はワインセラー1点から回収してくれますし、上記の他の方法で処分する場合と比べて、最短で引取りしてくれるのが良い点です。
不用品回収業者の特徴として、費用が回収の品物の金額と、運搬料・人件費等がかかるため、1点のみ処分を依頼すると費用が高くかかってしまう可能性がありますが、他の不用品と一緒に処分してもらえば1回分の回収費用として扱ってくれる業者もあるので、お得だといえます。
業者によっては、リサイクル料金が必要ない場合もあるので、見積り依頼してみるといいでしょう。
ワインセラーを捨てる費用・料金は?
捨て方 | 料金 |
リサイクル指定店に回収依頼 | リサイクル料3,600~5,600円程度
運搬費が1,500円程度かかる場合がある |
リサイクルショップ・フリマで売却 | 300~30,000円程度の利益 |
販売店で下取り・引き取り | リサイクル料3,600~5,600円程度
運搬費が1,500~9,000円程度かかる場合があるほか、新品のワインセラーの購入費が別にかかる |
不用品回収業者に依頼 | 定額プラン 5,000~10,000円程度 |
ワインセラーを処分する際は、基本的にリサイクル料金が発生することを覚えておきましょう。
自治体が指定する回収協力店や指定引取場所で回収を依頼する場合は、ワインセラーのリサイクル料金がかかります。
リサイクル料金はメーカーや大きさによって費用が変わってくるので、確認してください。
その他に回収の際にかかる運搬費が発生することもあります。
リサイクルショップやフリマアプリでワインセラーを売却すると、価格はバラバラですが、高い物だと30,000円程度で売れる物もあります。
ただし、大型のものをフリマアプリで出品する場合は、配送料が高くかかってしまうことがあるので、気を付けてください。
ワインセラーの買い替えの際に、販売店で引き取りしてもらう場合も、リサイクル料金が必要です。
その他に新しいワインセラーの購入費と、場合によって運搬料がかかります。
ワインセラーの回収のみだと、リサイクル料と運搬費がかかると思っておいていいでしょう。
不用品回収業者に依頼する場合は、ワインセラー1点のみの回収より、定額プランを利用して、他の不用品と一緒に回収してもらうとお得です。
業者によって、リサイクル料金が必要がない業者もあります。
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家電量販店での下取り・家電リサイクルについて
ワインセラーも販売している大手家電量販店での下取り状況や、家電リサイクル方法を紹介します。
家電量販店は、自治体指定の店舗やワインセラーの販売店よりも気軽に利用しやすいと思う人もいると思いますが、家電量販店だと新しいワインセラーの購入も出来ますし、リサイクル回収までしてくれるので便利です。
①ヤマダ電機
ヤマダ電機では、新しいワインセラーを購入する際に古いもの下取りを行っており、古いワインセラーの回収のみも行っていますが、リサイクルにかかる費用はかかってきます。
ヤマダ電機での、ワインセラーのリサイクル料金は、リサイクル回収料金と収集運搬料が必要で、メーカーや内容積によって金額が変わってきますが、5,400~7,300円程度の費用がかかります。
ヤマダウェブコムという、ネット通販でも下取りをしており、新品なものを配送設置してもらった際にリサイクル料金及び収集運搬料を支払い、古いワインセラーを回収してもらうことが可能です。
ただし、小型家電に含まれる小型のワインセラーの場合は、配送方法が異なるため回収はできません。
その際は、近所のヤマダ電機へ持ち込み、回収を依頼することができます。
古いワインセラーの回収のみをしてもらう場合も、持ち込みして処分してもらいましょう。
店舗に持ち込みをした場合も、リサイクル料金と収集運搬料がかかります。
②ビックカメラ
ビックカメラでも、ワインセラーの下取り、リサイクル回収をしています。
ビックカメラの場合もリサイクル料金と収集運搬料がかかります。
リサイクル料金は、メーカーと内容積によって違いますが、さらにビックカメラでは、新しいワインセラーの購入時の下取りの際のリサイクル料金と、回収のみのリサイクル料金に金額に差があります。
新しいワインセラーを購入時の古いワインセラーの下取り費用が5,390~7,799円に対して、古いワインセラーの回収のみの費用は9,740~12,149円になります。
その他各量販店では、家電の下取りキャンペーン等、古い家電を下取りする際に値引きを行っている場合があるので、お得なキャンペーンの時に買い替えをするのも良い方法です。
まとめ
ワインセラーの捨て方・処分方法には、
・リサイクル指定店に回収依頼する
・リサイクルショップ、フリマアプリで売却する
・販売店で下取り、引き取りをしてもらう
・不用品回収業者に利用する
方法がありました。
リサイクルショップ等で売却する以外は、家電量販店で下取り・回収をしてもらうことも含めて、リサイクル料金がかかります。
リサイクルショップで売却する際は、製造年や使用状況により買取不可の場合があり、フリマアプリで売却する場合も配送料等が高くかかりますが、高値で売却することも可能です。
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