使わなくなったグリセリンを、そのままトイレや排水口に流したり、燃えるゴミに捨てても大丈夫なのかと悩まれた方もいると思います。
この記事では、グリセリンの廃棄処分と合わせてオキシドールなどの消毒剤の廃棄についても紹介していきます。
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グリセリンの正しい廃棄方法について
ここからは、家庭用として使用しているもの、事業所などで使用されている場合、それぞれの廃棄方法について紹介します。
①家庭用の場合
グリセリンは、アルコールの一種でもあり廃油です。
家庭用の場合でも引火性があるので、廃棄する際には注意が必要です。
余った灯油と同じような方法となり、10cc程度の微量であれば、紙類に浸み込ませてビニール袋に密封して、燃えるゴミとして廃棄します。
また、500cc程度までなら同様の方法でも大丈夫ですが、できれば小分けして廃棄するのが望ましいです。
他にもトイレや排水口に流す方法もありますが、BOD/CODという水質汚染物質に該当するため、なるべくなら避けた方が良いです。
融点が18℃程度なので、気温が低くなるとドロッとしたものになる可能性があり、下水の目詰まりの原因となります。
どうしても、流して廃棄したい場合は、水でしっかり薄めてから行う事が必要です。
②事業所の場合
事業所で使用していたグリセリンを廃棄する場合は、産業廃棄物として許可を受けた廃棄物業者と契約して処分する必要があります。
また家庭用として使用しているものでも、500cc以上と大量にある場合は、同様に業者に委託すると良いです。
家庭でできるグリセリンの再利用方法
ここからは、使わなくなったグリセリンの再利用方法を5つ紹介します。
しかし、以下で紹介する使い方は、使用期限内のグリセリンの場合で、古いものは再利用せずに処分するようにします。
①シャンプー・リンスに入れて使う方法
グリセリンを入れることで、髪や頭皮を保湿するシャンプーやリンスとなります。
【容量】
シャンプー・リンス…500ml
グリセリン…大さじ1杯
②浴槽に入れて使う方法
浴槽にグリセリンを入れる事で、化粧水成分入りのお風呂が完成します。
【容量】
浴槽に対して、グリセリンの量は大さじ1杯くらいが目安
③角質おとしを作る方法
重曹とグリセリンを使えば、角質落としのスクラブを作る事が可能です。
膝や肘、踵などの角質が気になる部分に塗布して軽くマッサージすれば、ツルツルになります。
【容量】
重曹…小さじ3杯
グリセリン…小さじ1杯
④洗濯の時に使う方法
グリセリンの特徴である油分を分解する働きを利用して、ナチュラルクリーニングが作れます。
しかし、重曹とグリセリンは市販の洗剤以上に汚れを落とせるわけではないので、皮脂汚れなどの軽い汚れを落とすものとして考えると良いです。
【使い方】
1.重曹がペースト状になるまでグリセリンを混ぜる。
2.襟、袖口などの皮脂汚れが気になる部分に擦り込む。
3.あとは通常の洗濯をする。
⑤染み抜きに使う方法
グリセリンとお湯、重曹、液体洗剤を使って染み抜きの洗剤を作る事ができます。
口紅や、食べこぼしの染み抜きには非常に効果的です。
作り方は、お湯で重曹を溶かしてグリセリンを加えた後に、液体洗剤を入れてよく混ぜるだけです。
【容量】
40℃くらいのお湯…250cc
重曹…37.5cc
グリセリン…250cc
液体洗剤…30cc
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グリセリンの保管方法・注意点
・直射日光を避け、容器を密閉して涼しいところに保管する。
・子どもの手が届かないところに保管する。
・他の容器に移し替えない。(製品の誤用や品質が変化する可能性がある)
・衣類に付着すると、黄色く変色し漂白しにくくなる。
・製品の使用期限が過ぎたものは使用しない。
消毒液の廃棄方法について
グリセリン以外の消毒液の廃棄方法について3種類紹介します。
①オキシドールの廃棄方法
キズの消毒・洗浄を同時に行うキズ薬です。
成分は過酸化水素を含んでおり、添加物としてもフェナセチン、リン酸です。
余ったオキシドールの廃棄方法は、大量の水で希釈してから排水します。
容器や包装類は、過酸化水素が残っている付着箇所を水で希釈し、洗浄除去した後に処分します。
過酸化水素が残ったままの容器に異物が混入すると、分解する恐れがあるので、容器や包装も水でよく洗浄した後に、自治体の規定に従って廃棄処分する事が重要です。
②エタノールの廃棄方法
エタノールとは、アルコールの一種です。
一般的に飲むお酒に含まれる物質で、「エチルアルコール」「酒精」などと別名で呼ばれます。
お酒で酔いが回るのは、このエタノールによる現象です。
その廃棄方法ですが、物質がアルコールであるため、そのまま排水口やトイレに流しても問題ないです。
しかし、念のため原液の5倍の水で希釈しながら流す方法をとる必要があります。
例えば台所やトイレで水を流しながら捨てると良いです。
③イソジンの廃棄方法
イソジンとは、感染症の原因となるウイルスや細菌、真菌などに対して殺ウイルス・殺菌効果があるPVPI(ポビドンヨウド)を成分としたうがい薬などのブランドです。
自治体によりプラスチックゴミなどの分別が必要な場合は、薬をプラスチックの包装・容器から取り出します。
薬はビニール袋に包んでから密封して燃えるゴミ、包装は燃えないゴミとして廃棄します。
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まとめ
ここまでグリセリンや消毒剤の廃棄方法について紹介してきました。
水で希釈する方法や燃えるゴミとして捨てる方法など、さまざまありますが、くれぐれも引火の可能性があるものとして認識して正しい廃棄処分をする事が大切です。
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