お正月に神社でもらった古い破魔矢(はまや)やお札は、どのように処分したらいいのでしょうか?
1年間、自宅にお祀りして神様のご利益をいただいているのにゴミとして捨てるのは、どうなのかと思います。
そこで、破魔矢やお札など神様の力が宿っている神具類の処分の仕方を紹介します!
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縁起物の種類
①破魔矢とは?
破魔矢とは、お正月・・七五三・端午の節句などのお祝い事に合わせて、神社・寺院から授与されるものです。
破魔矢には「魔(災い)を破り幸せに暮らせるように」という願いが込められています。
矢の形をしている事から、1年間のチャンスを射止められるようにという意味合いもあります。
破魔矢は工事現場の上棟祭の時の「鳴弦の儀」としても使われる場合があり、弓の弦を鳴らす動作で建築工事の無事を祈る儀式です。
破魔矢の由来は、お正月に開催されていた「射礼」と呼ばれる占いです。
②お札とは?
護符の一種で、神棚や仏壇に納めたり門口や柱などに取り付けてか神仏の加護を願うものです。
開運・家内安全を祈るものまで多種にわたるお札は、祈祷のための読経の回数を書き付けた巻数が、その元と言われています。
神に一夜の宿を提供したので、子孫に災いがなかったという神話に由来する「蘇民将来之子孫也」というお札を貼る地域も広くあります。
破魔矢やお札の処分方法
破魔矢・お札を処分する方法は、大きく分けて神社・寺院、業者に依頼、自分で処分するのいずれかに限られます。
ここでは3つの方法と特徴を紹介します
①神社に持ち込む
破魔矢・お札を処分するうえで最も分かりやすい方法としては、神社へ持っていく事です。
古札所・社務所に破魔矢を持ち込み、その際、御礼として玉串料(初穂料)が発生します。
破魔矢をいただいた神社に返納するのが基本となりますが、遠方在住の方であれば近所の神社に返納しても問題ないです。
ただし、他の神社からいただいた縁起物は受け取れないと決めている神社もあるので、事前の確認が必要です。
最近は郵送でも受け入れてくれる神社も増えているので、破魔矢をいただいた神社に問い合わせて確認してみる事をオススメします。
破魔矢などの縁起物を処分する上で最も注意しておく点として、神社からいただいたものを寺院に持っていく事は禁止されているという事です。
破魔矢・お札を持ち込む期間としては、年末~1月15日の小正月頃がオススメです。
②お焚き上げに参加する
お焚き上げは破魔矢・お札を神社・寺院の古札所に持ち込む事で参加可能です。
基本的には年末年始の行事となりますが、地域によっては1年中行っているところもあります。
1年間、厄を受け止めてくれた縁起物に感謝を込めて、神様の元へと送り届ける儀式です。
神社・寺院以外でも専門業者もあるので、依頼するのも選択肢としてありますが、神社や寺院と比較すると費用が高くなります。
③どんど焼きに出す
どんど焼きとは、別名お焚き上げとして主に東北地方で行われる行事です。
神社・寺院以外で地域のお祭りとして開催されています。
先述したように、お焚き上げは依頼があれば1年中受け付けているところもありますが、どんど焼きは1月15日の小正月に行われる行事です。
どんど焼きとお焚き上げの違いとしては、燃える火が落ち着いた後、あらかじめ燃えるものの中に入れていた餅・団子などを焼いて食べる習慣があります。
最近では、どんど焼きは全国各地で行われており、微妙に方法や呼び名が異なります。
【各地のどんど焼きの呼び名】
関西地方…とんど焼き
近畿北陸地方…左義長
静岡県…さいと焼き
長野県・山梨県…道祖神祭
九州地方…鬼火たき
沖縄…ドンド焼き
このように微妙な違いはありますが「破魔矢などの縁起物を焼いて、これまでの感謝を伝える」という目的はどこも同じです。
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破魔矢処分の玉串料(初穂料)は?
破魔矢などの縁起物をお焚き上げ依頼する費用は、神社では玉串料・初穂料と呼ばれています。
玉串料・初穂料は主に「神様=神社」に対して使う言葉ですが、寺院に依頼する時は「ご供養料」という呼び名で料金を納めます。
相場は地域によって異なりますが、購入した破魔矢と同額か、5,000円という場合が多いです。
企業からの依頼で処分する破魔矢やお札が多い場合は、その分、金額は高くなっていきます。
小正月の大規模なお焚き上げやどんど焼きに参加する場合であれば、無料になる場合もあります。
玉串料とは?
神様にお供えする「玉串」の代わりとしての金額です。
初穂料とは
神様にお供えする「その年初めてのお米や初物」が初穂と呼ばれて、その代わりとしての金額です。
破魔矢を自宅で処分
ここでは破魔矢・お札を自宅で処分する方法について2つ紹介します。
①自宅でお焚き上げをする
半紙と塩を使い焚き火ができる私有地があれば可能ですが、破魔矢・お札を燃やす時の煙が近隣トラブルに発展する場合があるので注意が必要です。
お守りなどの小さなものをお焚き上げするのとは異なり、破魔矢を燃やしきるには時間も掛かり危険なため、あまり推奨はできないです。
②自治体の燃えるゴミに出す
破魔矢・お札にきちんと塩を振りかけて白い紙(できれば半紙)に包み、感謝して捨てれば供養になるとされています。
大きくてゴミ袋に入らない場合は、小さくなるまで折ります。
理由として「火で焼く事」が重要なので、粗大ゴミに出すのは間違った方法です。
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破魔矢・お札は処分しなくても良い?
神社から授与された縁起物は、1年を目安に適切に処分・取り換えが原則です。
そのままにしていても法的に問題があるわけではないですが、見た目でいつのものか分からないようなものを、そのまま飾っておくと常識知らずと言われる可能性があります。
例えば「七五三にもらった記念として残しておきたい」といった場合もあります。
この場合、敬意をもって丁寧に扱うのであれば記念品として残しておくのも大丈夫です。
しかし、残しておく理由が「面倒」「捨て方が分らない」という場合は、慣習に従い適切に処分する事が大切です。
まとめ
破魔矢やお札は、いただいてから1年後、神社・寺院に返納するか、お焚き上げに参加する事が推奨されています。
基本的にはいただいた神社・寺院に頼むものです。
しかし、同じ場所での処分が難しい場合は、最近は郵送に対応しているところもあるため一度確認してみて、難しいようであれば他の場所でも良いです。
思い出の品として手元に残したい場合は、丁寧に扱う事が大切となります。
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