おうち時間のリラックスタイムに欠かせない座いすですが、気がついたら背もたれが壊れていた！という場合、壊れた座いすはどうやって処分したらいいのかと悩まれる方もいると思います。
背もたれを折り曲げたり、小さく分解したら普通ゴミに出せる？、座いすは持ち込むと手数料は安くなるの？など、この記事では座いすの捨て方について詳しく紹介していきます。
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粗大ゴミで捨てる事ができる座いすの種類
床に直接置けるリクライニング可能な座いすは粗大ゴミとして収集してもらえます。
ただし、一人用ソファーにも見えるボリュームのある座いすの場合では、収集者の判断で「ソファー」とみなされると回収不可になることがあります。
①粗大ゴミで収集可能な座いす
●コンパクト 座椅子
●ハイバック座いす
●高脚座いす
●回転式座いす
●二人用座いす
②座いすの扱いにならないもの
・ビーズクション（ヨギボーなど）
・一人用ソファー
使わなくなった座いすの捨て方
座いすの捨て方は様々な方法があり、メリットやデメリットがあるので把握しておくことが必要です。
ここでは主な捨て方として4つの方法を紹介していきます。
①分解して普通ゴミで処分する
座いすは分解して処分する事が可能で、その場合は粗大ゴミではなく普通ゴミとして処分できるのでお得に捨てる事ができます。
少し手間が掛かってもいいから無料で捨てたいという方や、趣味でDIYをしていて部品を流用したい方はチャレンジしてみると良いです。
1.座いすの分解方法
分解手順は至って簡単で、カバーを外して鉄パイプを工具(ノコギリなど)で分解し、各自治体で決められている普通ゴミとして出せる大きさにしていきます。
クッション部分の素材は、ポリエステルやビニール、マクロファイバーなど多岐にわたります。
そのため、必ずお住いの自治体の分別方法の確認が必要です。
この方法は、女性でも実行できますが、思わぬケガに繋がる事もあるため、可能であれば男性に手伝ってもらう方が良いです。
また実施する場合は必ず「動きやすい服装・軍手・運動靴・ゴーグル・マスク」など防護できるものを身に付けるようにする必要があります。
ただし、座いすを分解する工具がない場合は、一から工具を買い揃える必要があり、数千円の出費が避けられないので、その場合は粗大ゴミとして処分した方が手間が掛からないです。
②粗大ゴミとして処分する(戸別回収)
座いすの一辺の長さが30cmを超えるものは粗大ゴミに分類されます。
背もたれ部分が小さいタイプは折りたたむと45リットルの袋に入りますが、座いすの骨組みには金属パイプが使われています。
金属は不燃ゴミに該当するので、ゴミ袋に入ったとしても可燃ゴミとして捨てる事は出来ないです。
手順として以下の方法で行います。
1.申し込み・予約
自治体のホームページから「粗大ゴミ受付センター」にアクセスして、電話やインターネットから収集日の予約をします。
電話の受付時間は平日9時~17時と限られていますが、インターネットであれば24時間受付可能です。
2.粗大ゴミ処理券の購入
処分費用分のゴミ処理券を取扱店で購入します。
粗大ゴミ処理券はコンビニやスーパー、ドラッグストアなどの指定販売店でしか購入する事ができないので注意が必要です。
購入した処理券に、氏名や受付番号など必要事項を記入し、座いすに貼り付けます。
3.座いすを自治体回収場所に出す
指定された収集日に収集場所に出すと、夕方までに粗大ゴミ収集車が回収してくれます。
粗大ゴミは7時~8時の間に出すように決まっている自治体が多いので、決められた時間の厳守が重要です。
夜に出すと放火や持ち去りの原因になる事もあるので気を付ける必要があります。
粗大ごみ処理券で処分料金を支払う場合は、当日の立ち合いは不要です。
③ゴミ処理センターへ持ち込んで捨てる
座いすをゴミ処理センターに自身で持ち込んで捨てる方法をご紹介します。
座いすを持ち込んで捨てる一般的な手順は以下の方法です。
1.予約
自治体の窓口やホームページから指定されているゴミ処理場へ持ち込み予約を取ります。
一部の自治体では、予約が不要のところもありますが、一般的には申込日から1週間後以降に予約が取れます。
また3月の引っ越しシーズンと重なってしまうと、1ヶ月先にしか予約が取れないことがあります。
時間に余裕を持って、申し込みが必要です。
2.ゴミ処理場へ持ち込む
予約した日時にゴミ処理センターへ、車に座いすを載せて持っていきます。
ゴミ処理センターに着いたら、受付で粗大ゴミの種類や本人確認、予約が必要なゴミ処理センターの場合、予約の確認が必要です。
受付が済んだら、係員の指示に従い決められた場所に座いすを下ろします。
3.支払い
重さによって処分料金が決められている場合は、係員の指示に従い清算となります。
重さで料金が変わる時の支払い方法は、現金のみに指定されている事が多いですが、中には粗大ゴミ処理券で支払う自治体もあります。
④不用品回収業者に引き取ってもらう
座いすを不用品回収業者に依頼して引き取ってもらう方法があります。
自治体での処分方法とは異なり、面倒な手続きも必要なく、手早く処分する事ができます。
手順方法としては以下の方法です。
1.問い合わせ
インターネットを使って不用品拐取業者を検索して、条件に合う回収業者に電話やメールで問い合わせをします。
お問い合わせメールから座いすの写真を添付して送付する事で、電話やメールで概算を教えてもらう事も可能です。
座いす一点であれば、不用品回収業者の規模が大きくても問題なく、家から近い業者を基準に選ぶと安心で安い業者が見つかります。
2.見積り
見積り金額が納得できるものであれば、回収日時を指定して予約をとります。
座いす一点だけであれば、電話口で確定料金を出してくれることがあり、金額の内訳を確認すると当日になって追加料金が発生するリスクを抑えられます。
引越しや断捨離などで軽トラ一台分以上の不用品が出る時には、現地での見積もりが必要になる場合が多いです。
3.座いすの回収・支払い
予約した日に不用品回収業者が自宅に来て、運び出しからトラックへの積み込みまで全て業者が作業してくれるので安心です。
玄関や廊下の導線を開けておくと短時間で運び出しが可能です。
業者が帰った後で、回収残しや壁紙のキズの発覚などのトラブルを防ぐため、不用品の回収が終わったところで最終確認をします。
問題がなければ、その場で作業員に支払いをして回収作業が終了となります。
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座いすを捨てる際の費用について
| 自治体の粗大ゴミ(戸別回収) | 自治体によって異なりますが、相場費用は200~1,000円です。 |
| 自治体の粗大ゴミ(持ち込み) | 自治体によって異なりますが、相場費用は90~200円です。 |
| 不用品回収業者 | 座いすの回収料金目安は1つにつき合計4,000~5,000円です。
そのうち基本料金が3,000~4,000円で、座いす1つの処分費用は1,000~2,000円で、基本料金には作業代や出張料金が含まれています。 |
座いすを処分する上での注意点
ここからは先述した捨て方を行うにあたり、注意すべき点について紹介します。
①粗大ゴミ戸別回収の場合
粗大ゴミの戸別収集ではルールがあり、収集対象外の座いすは予約できない事や収集されないことがあるので、事前に確認してから捨てる事が重要です。
捨てられない座いす
・著しく悪臭を発する座いす
・オフィスで使用していた座いす
一度に出せる粗大ゴミは「1世帯10店まで」と制限が設けられている自治体もあり、戸別収集は一般家庭から出た粗大ゴミを対象にしているので、会社から出たゴミは対象外です。
会社で不要になった座いすの場合は、不用品回収業者に引き取ってもらうのが便利です。
②ゴミ処理センターへ持ち込む場合
持ち込み処分する時には、地域外からの持ち込みや安全のために自治体によってルールが設けられているので必ず守る事が重要です。
例として以下のようなルールが決められている自治体が多いです。
・ゴミが出た場合の住所地を確認できる本人確認書類を提示。
・ゴミを持ち込みできるのは、原則、本人とその同居の家族のみ。
・徒歩や自転車での搬入はできない。
③不用品回収業者の場合
不用品回収業者は繁忙期は回収費用が高額になる可能性があるので、注意が必要です。
年末に向けて、大掃除をする方が多い11~12月と、引っ越しする方が多い2~4月は不用品回収業者の繁忙期です。
繁忙期では可能な値引き交渉に応じてくれないことがあるので、不用品回収の料金を抑えたい方は、繁忙期は避けた時期に依頼する事をオススメします。
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まとめ
座いすは大きさと素材から粗大ゴミに分類されますが、自治体の戸別収集を利用すると安く処分できます。
不用品回収業者に座いすの回収を依頼すると、即日で捨てられる事もあるので便利な方法です。
座いすを分解して捨てる方法もあり、手間は掛かるが燃えるゴミや燃えないゴミとして処分できます。
このように様々な方法があるので、ご自身に合った方法で捨てると良いです。
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