カーライフにおいてゴミというと、廃油の存在があります。
エンジンオイルをドライバー自身で交換した場合などに発生する廃油はどのように捨てれば良いのか、この記事では正しい処分方法とともに誤った処分方法についても紹介していきます。
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エンジンオイルとは?
エンジンオイルとは、エンジン内部を潤滑するための油脂です。
潤滑によってエンジン内部の金属部分が摩擦するのを防ぎ、エンジンがスムーズに回転できるようになります。
その他にも、ピストンとシリンダーの気密性を高め、エンジン各部の冷却・洗浄・防錆・腐食防止などの働きがあります。
エンジンオイルの正しい捨て方
エンジンオイルを廃油として処分するには、いくつかの方法があります。
ここでは具体的な方法として、カーショップ(オートバックス)を含めた5つの方法を紹介します。
①ガソリンスタンドで引き取ってもらう
ガソリンスタンドにはオイルピット(油槽)が備わっており、定期的に廃油回収業者が引き取りに来るようになっているので、行きつけのスタンドに引き取り可能か相談してみると良いです。
回収されたものはボイラーの燃料やリサイクルに利用されます。
フルサービスのガソリンスタンであれば引き取ってもらえる可能性がありますが、セルフサービス方式のスタンドでは受け付けていない場合があるので、持ち込む前に相談する事が大切です。
また、持ち運ぶ際に気を付けるべき点として、オイルトレイやオイルジョッキで運ぶと途中でこぼれてしまう事があるので、空き缶など密閉できる容器に入れるようにします。
②購入した店に引き取ってもらう
ホームセンター、カー用品店、ディーラーなど、エンジンオイルを購入した店でも廃油を引き取ってもらえるか相談すると良いです。
店舗によって無料で引き取り可能な場合と有料になる場合があります。
また、引き取りそのものを行っていないところもあるので確認が必要です。
③自治体に引き取ってもらう
エンジンオイルを廃油として捨てられるか、お住いの自治体によって異なるので事前に確認が必要です。
有害性・危険性・引火性のあるもの、著しい悪臭を発するものについては収集できないとされているところがあります。
一方、オイル吸着剤(廃油BOX)であれば燃えるゴミの日に家庭ゴミとして回収が可能となっているところもあります。
このオイル吸着剤とは廃油を吸収させるもので、ホームセンターなどで購入可能ですが、別の方法としてウエスや細かく刻んだ新聞紙に吸わせて捨てる事も可能です。
オイル交換をすると、オイル缶やエンジンフィルターなどのゴミも発生するため、自治体ホームページで回収の可否をあわせて確認する事が必要です。
④廃油回収業者に依頼する
自治体により廃油の処理を専門業者へ依頼するように促しています。
リサイクルする事で重油や燃料、潤滑油として再利用する事や専門業者へ委託する事は環境面にとってもメリットです。
専門業者が大口な企業や店舗を対象としていたり、回収してもらえても費用が高額になってしまうケースがあります。
⑤オートバックスに依頼する
オートバックスではエンジンオイルを回収して、リサイクル業者へ廃油を渡しています。
オートバックスでオイル交換を行った後の廃油でも手間なく処分してもらえます。
オートバックスのメンテナンス会員に加入すると、エンジンオイル交換の基本工賃は、入会から1年間何度でも無料です。
またエンジンオイルフィルター交換の基本工賃も同様に入会から1年間は無料です。
メンテナンス会員の新規入会費は税込1,100円/年で、継続料は税込550円/年となります。
一般的にエンジンオイル交換は6ヶ月に1度、走行5,000㎞ごとに1度が目安になります。
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エンジンオイルをを処分する費用は?
捨て方 | 料金 |
ガソリンスタンド | 4リットルまでの容量は無料で処分できるところが多い。 |
購入した店舗 | 店舗によって無料・有料のところがある。 |
自治体で回収 | 収集可能な地域であれば基本費用は無料です。
ただし廃油BOX代の費用として相場500円程度が掛かります。 |
廃油回収業者 | 地域や業者により相場は異なりますが全国平均では1㎏あたり30~95円です。 |
オートバックス | 基本的には廃油処分費用は無料です。 |
廃油BOXを使用してエンジンオイルを捨てる手順
お住いの地域が廃油BOXを家庭ゴミとして処分できる場合、選び方と使用手順について紹介します。
①廃油BOXの選び方
廃油BOXは液体であるエンジンオイルを吸収や凝固させることで、燃えるゴミとして捨てられるようにするものです。
廃油BOXには容量が定められており、吸収できるエンジンオイルの量に限りがあるため、ご自身の車のエンジンオイル量に合った容量のものを選ぶ必要があります。
②吸収材の種類で選ぶ
廃油BOXの吸収材には植物繊維や不織布、凝固剤などが使われています。
植物繊維や不織布のものは、エンジンオイルを吸わせるもので、凝固剤はオイルと混ぜる事で油脂状の固形物に変えるタイプです。
凝固剤を使用する場合は、油温が80度以上でないと廃油と混ざらないため、オイル交換をする前にエンジンを稼働させて十分にエンジンオイルの温度を高めておく必要があります。
その場合、エンジンオイルが熱くなるので、交換作業時は火傷に十分注意が必要です。
③廃油BOXの使い方
1.エンジンオイルをオイルトレイで受ける
エンジンのドレンボルトから流れ出てくるエンジンオイルは直に廃油BOXで受けず、まずは耐熱オイルトレイなどを利用します。
2.廃油BOXにエンジンオイルを移す
廃油BOXの箱を開けて吸収材の入った袋を広げ、エンジンオイルをゆっくり注ぎます。
3.密閉して速やかに処理
エンジンオイルを吸った廃油BOXは可燃物であるため火気厳禁です。
各自治体の回収日まで屋外の安全な風通し良い場所で保管します。
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エンジンオイルの間違った処分方法
エンジンオイルの処分は面倒ですが、勝手に捨ててはいけないものです。
以下に紹介する処分は絶対にダメです。
①下水や川に流す
エンジンオイルを下水に流してしまうと廃油は下水処理場での処理が困難です。
また不法投棄にも当たるため、刑罰を科せられる場合もあります。
河川に流すことも深刻な水質汚染や環境破壊を招く原因になり、こちらも同様に刑罰の対象になります。
②土壌に染み込ませる
少量のエンジンオイルであっても、土の上に流し染み込ませて捨てたりするのもダメです。
その場合、土壌汚染を招くだけでなく、地下水などの水質汚染にもつながります。
③不法投棄
缶や瓶、プラスチックボトルに入れたエンジンオイルを、山林などに捨てると不法投棄となり刑罰の対象となります。
また無人洗車場などに放置するのも厳禁です。
まとめ
ここまでエンジンオイルの正しい処分方法や間違った方法について紹介してきました。
古いエンジンオイルを処分する場合は、お住いの自治体のルールに従って捨てる必要があります。
自分でオイル交換を行い廃油処分する場合には、安全に正しく処分する事が必要です。
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