ミシンといえば、決して目立つ存在ではないですが、ほとんどの家庭で一台はお持ちではないかと思います。
近年では、ハンドメイド目的で愛用される方も多く、機械としても比較的長く使用できるため、処分する機会はなかなかないものです。
しかし機械物なので、いつかは壊れてしまう、または何らかの事情で処分しなければいけないタイミングがやってきます。
そこで今回は、ミシンの一般的な処分方法をご紹介しながら、よくある処分のタイミングや、売却したい場合の注意点も解説していきます。
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粗大ゴミとなる家庭用ミシンの種類
●コンピューターミシン
縫い目やスピードなどをコンピュータで制御するミシンで、パネルをタッチして簡単に設定できます。
初心者向けもモデルが多いです。
●刺しゅうミシン (刺しゅう機能付きミシン)
刺しゅうミシンとは、刺しゅう機能が付いたミシンです
●電子ミシン
スピードコントロールを電子で制御し、運針のスタート、ストップはボタンをタッチします。
縫い目の感覚はダイヤルで設定します。
●電動ミシン
スピードの強弱はフットコントローラでしますが、手元にボタンがついているものもあります。
ミシンが止まったときの針位置は決まっていないため、自分で調整する必要があります。
●ロックミシン
かがり縫い専用のミシンで生地のほつれ止めをします。
ロックミシンに使用する色は、1本針2本糸、1本針3本糸、2本針4本糸に分かれ、1本針2本糸、1本針3本糸は布の断ち目かがり用、3本糸のロックミシンは断ちかがりの他に、巻縫い(メロー縫い)ができるのもあります。
●ベビーロックミシン
ロックミシンの派生で、縫い目の幅が狭く、小さなものを縫うときに役立ちます。
●カバーステッチミシン
ロックミシンの派生で、Tシャツの袖・裾などのカバーステッチ専用です。
●キルトミシン
中綿を挟んでキルティング加工できるミシンです。
使わなくなったミシンの捨て方
基本的なミシンの捨て方として処分費用や手間などさまざまなパターンがあるので、解説していきます。
①自治体で処分する
ミシンを処分したい場合、多くの自治体では粗大ゴミ扱いとなります。
粗大ゴミの定義は「一辺30cm~」や「一辺50cm~」など自治体によって異なるので注意が必要です。
もし、ミシンがお住まいの地域の粗大ごみの定義よりも小さかった場合は不燃ゴミとして処分することができ、処分費用が掛からずに済みます。
また、ミシンは「小型家電リサイクル法」の対象品目であるため、粗大ゴミとしては回収不可となっている自治体もあるので確認が必要です。
この場合、下記で紹介するリサイクルボックスが設置されている場合があるので、そちらを活用することをオススメします。
多くの自治体で採用している、ミシンを粗大ゴミとして処分する方法は以下の通りです。
1.電話やWebから粗大ゴミ受付センターへ回収を申し込む
2.ミシンのサイズに対応した粗大ゴミ処理券を購入し、ミシンに貼り付ける
3.申し込んだ回収日時に指定場所へミシンを置く
お住まいの自治体でミシンをゴミとして回収していない場合は、小型家電回収のリサイクルボックスまたは指定窓口が設けられていることもあり、自治体によって形態が異なるので、まずは以下のサイトで確認するとよいです。
環境省公式 小型家電回収リサイクルポータルサイト
ミシンのサイズが大きくて設置されているリサイクルボックスに入らない場合は、ボックスでの回収はできないですが、窓口であれば、リサイクルボックスに入らない大きいミシンでも処分が可能です。
ただし、どちらの方法を用いても自分でミシンを持って行く必要があるため、運搬が難しい場合は他の処分方法を検討する必要があります。
②新しいミシンを買う時に下取りに出す
新しいミシンを家電量販店やミシン販売店で購入する時に、古いミシンを下取りに出せる場合があります。
下取りに出す方法であれば、新しいミシンと入れ替えで古いミシンを簡単に処分可能で、さらに、新しいミシンをお買い得価格で購入できる場合もあるのでオススメな方法です。
注意点としては、ミシンの状態によっては、下取りを受け付けてもらえない場合もあるので注意が必要です。
下取りのサービスを利用する時は、条件を必ず確認しておくことが必要となります。
③不用品回収業者を利用する
手早く処分だけを行いたい場合は、不用品回収業者に依頼することがオススメです。
不用品回収業者へ依頼すれば、サイズや状態を問わずミシンを処分してもらうことが可能で、
壊れていても、台数がたくさんあっても回収してもらえます。
自治体の粗大ごみ収集の場合は、申し込みから回収まで1週間程度かかりますが、不用品回収なら即日回収してくれるところもメリットです。
注意点として、他の処分方法と比較すると、運搬費・人件費が必要で費用がかかりますが、他の不用品とまとめて処分すれば、トータルのコストを大きく下げられるので、上手に活用すると良いです。
④使用できるミシンを売る
ミシンはハンドメイドなどで、高い需要があるため、リサイクルショップや買取業者で売却することが可能です。
ただし、壊れていたり、汚れが酷い場合は、ほとんど値がつかなかったり、場合によっては買い取ってもらえない場合もあります。
リサイクルや売却を考えている方は、普段からこまめにメンテナンスをして、箱や付属品も取っておくようにすると高値が付く可能性もあります。
また、ネットオークションやフリマアプリ、その他ネットワークサービスを介して売却や譲渡することも可能です。
個人で取引する場合は、リサイクルショップなどに売却するよりも、高値で売れやすいのがメリットですが、発送料や梱包の手間がかかるなど、取引の際にトラブルが発生するリスクが高まることもあるので注意が必要です。
こちらも状態が良くなければ、値段や買い手がつきにくいのは、リサイクルショップなどに売却する方法と同様になります。
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ミシンの処分費用について
自治体での粗大ゴミの場合 | 卓上式のミシンは400~800円で回収してもらえます。
卓上型以外のミシンは1,200~2,000円で回収してもらえます。 |
不用品回収業者の場合 | 足踏みミシンの処分費用は、およそ10,000円~15,000円です。 |
ミシンの処分を考えるタイミング
ミシンは比較的長く使えるので、処分するタイミングを判断するのが意外と難しいものです。
しかし、処分や買い替えを検討するタイミングや処分せざるを得ない状況は存在するので、ここからは処分を検討するタイミングの例を紹介します。
①故障して正常に動かなくなった
最もよくある例としては、ミシンの故障で、寿命は平均して10年と言われており、一度購入すれば、それだけ長く持ち続けることの多い機械です。
そのため、よくありがちなケースとして、「久々に動かしたら故障していた」という事があります。
故障したミシンを使い続けると、正確に縫うことができないだけでなく、ケガをしてしまう危険性もあるので使用は中止することが大切です。
明らかに故障していると分かる場合には、なるべく早く処分や買い替えを検討する必要があります。
②メーカーサポートが終了
多くの家電製品にメーカーサポートがあるのと同様に、ミシンにもメーカーサポート・保証があります。
メーカーサポートが終了する時は、ミシンを買い換えるいいタイミングでもあります。
メーカーサポートが終了すると、本体に何らかの不具合が発生した場合でも対応不可となり、部品の交換などのユーザーサポートもほとんどの場合終了です。
メーカーサポートは、ミシンを安全に使い続ける上でも重要となります。
③引っ越しなどの事情で物を減らす必要がある
引越しや断捨離の時期に、ミシンの処分の切欠となるケースもあります。
ミシンを購入したが、使う機会が思ったよりなかったり、保管場所に困ったりして、引越しを機に他の不要な家具家電と一緒に処分という事がありがちです。
長く使わずに放置して埃をかぶっている状態であれば、場所を取るだけでもあるので、思い切って処分を検討してみるのも必要です。
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ミシンを譲渡・売却する場合の注意点
ミシンを処分するのではなく、譲渡もしくは売却したい方もいるかと思いますが、その場合、単に処分するだけと違い、いくつか注意点があるので紹介します。
①ミシンが正常に動くか、状態はキレイか確認
売却や譲渡する場合、大前提として「正常に動く」ことが大切です。
異音がしないか、適切なスピードで動いて途中で止まったりしないかなどを確認することが必要です。
また、ミシンが汚い状態でも、やはり売却や譲渡は困難なため、汚れをきちんと落として、きれいな状態にしておく必要があります。
②付属品が全て揃っているか確認
ミシンには、購入時にいくつかの付属品が同梱されています。
それらの付属品が付いていない状態の物の場合、ミシンの売却価格は大きく下がってしまいます。
無くてもいいものや、他で代用できるものであれば、多少値が落ちる程度で済むかもしれませんが、物によっては値段がつかなかったり、買い手が全く見つからなかったりすることもあるので重要なポイントです。
将来的に売却を考えている方は、箱を含めて付属品は必ず大切に保管しておく必要があります。
③処分したい日までに譲渡・売却が成立するか確認
引越しや退去などの理由で売却・譲渡を考えている場合、期日までに完了できるかも必ず確認することが重要です。
単に処分する場合であれば、自治体の収集や不用品回収でも、いつ処分できるかの目処がわかりますが、売却や譲渡の場合となると相手との都合も関わってくるので確認が必要となります。
この日までに必ず処分しないといけない期日がある場合は、事前にしっかり相手と話をしておく事が必要です。
まとめ
ここまでミシンの捨て方・捨てるタイミングについて紹介してきました。
どの処分方法にも一長一短があり、また状況によっても向き不向きがあります。
いざという時に慌てることがないように、目的や状況にあったミシンの処分方法はどれかについて、しっかりと検討されることをオススメします。
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