害虫駆除の必需品である殺虫剤ですが、どこの家庭にもあると思います。
害虫の種類に応じたいろいろな殺虫剤が販売されており、ハエ・蚊用・ゴキブリ用・ムカデ用・ハチ用・アリ用と、たくさんのスプレー缶があります。
この記事では、スプレー缶の処分方法や中身の液体が残ったままになっている場合の捨て方について紹介していきます。
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殺虫剤の捨て方・処分の方法
家庭用の殺虫剤の多くは、使用期限が明記されていないです。
厚生労働省の許認可のもとに販売されている殺虫剤は、3年以上の品質が保証されているため、使用期限の明記が不要となっています。
そのため開封済みの殺虫剤は3年以内に使い切るのがオススメです。
では、古くなった殺虫剤の中身の液体の捨て方は、どんな方法があるのか、また未使用なものをご家庭で安全に処分する方法を紹介していきます。
①屋外の広い場所で噴射する
近隣の住民に迷惑がかからないように、屋外の広い広場で噴射して出し切る方法です。
噴射する時に、注意しないといけない事として以下の2点があります。
・火の気のない広い場所で行う。
・風上から風下に向けて噴射する。
念のため、マスクと軍手を付ける事をオススメします。
それと洗濯物に噴射物が掛からないように、風向きを確認する事が必要です。
知っておいてほしい点として、風向きを意識して噴射したとしても、霧状の殺虫剤は思ったより広範囲に舞ってしまうことです。
自宅の近所に広い場所がないという方、また広い場所があっても殺虫剤を噴射するのに人目が気になるという方は、ゴミ袋を利用する捨て方があります。
②ゴミ袋に入れた古新聞やボロ布などに噴射
ゴミ袋の中に古新聞やボロ布などの吸収性の良い素材のものを詰めて、その中で全量を噴射する方法です。
こちらの方法でも、以下の2点の注意点があります。
・火の気のない屋外で行う。
・中身を全て出し切ったら、数時間は袋の口を開けたままにしておく。(すぐに袋を縛ってしまうとガスが充満したままになり爆発や燃焼につながる危険性がある。)
この方法を用いると通行人に掛かってしまったり、周りが汚染したする心配もないです。
噴射した後に数時間経過後、袋の口を縛れば燃えるゴミとして処分する事ができます。
未使用のスプレーの場合であれば、全て出し切るまでに何分もかかる可能性があるので、この処分方法が適しているようです。
③不用品回収業者に依頼する
いらなくなった家具や家電などを回収してくれる不用品回収業者ですが、使い残しや未使用の殺虫剤のスプレーを回収してくれる業者もあるので、事前に問い合わせをしてみると良いです。
不用品回収業者を利用すると、もちろん費用は掛かりますが、使い残しや未使用のスプレーが大量にある場合や他にも不用品がたくさんある場合は、一気に処分してもらえるので手間も省けて便利な方法です。
相談は無料なので、費用を確認してから回収をお願いする業者を決めれば良いと思います。
料金相場費用としては、軽トラック1台で3,000~4,000円程度となります。
液体を噴射した後のスプレー缶の分類は?
殺虫剤の中身を完全に噴射し終わったあと、残ったスプレー缶はどのように処分するのかについて説明していきます。
実は多くの自治体では飲料などと同様に「空き缶」に分類して捨てる事ができます。
ゴミ集積所の「空き缶」のスペースでもあまり見かける機会が少ないので、少し意外に感じる方もいるはずです。
ただし、これは自治体によって異なるので、お住いの自治体の指示に従ってゴミ分類していただけますようお願いします。
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粉剤の殺虫剤の捨て方について
ボトル・キャップ・フィルムは資源ゴミ、または燃えるゴミとしてお住いの自治体の分別方法に従って処分する必要があります。
粉剤成分の大部分は鉱物質になるので、残った粉剤を処分する時は、池や河川などから離れた位置の土中に埋める必要があります。
土中に埋める事が難しい場合は、砂や砂利などの処分と同様の扱いとして、各自治体の指示に従って処分が必要です。
農薬(殺虫剤)の処分方法について
園芸やガーデニング、自宅の庭で野菜を作る方も増えていると思います。
そこで困るのが使い切れなかった農薬です。
基本的には行政で管理している自治体のゴミ捨て場では回収してくれないので注意が必要です。
自宅で使っていた農薬の処分はどうすればいいのかについても紹介していきます。
①庭に埋めて処分する
一般的な家庭で使うような量のものであれば、庭に埋めてしまっても問題ないです。
最近の農薬は有機物で生産されているので、地中で分解されます。
②流しに捨てても大丈夫?
結論からいうとNGな方法です。
あくまで薬品であるため、そのまま流すと分解されず、環境汚染にもつながってしまうので注意が必要です。
③容器はどうすればいいの?
各自治体で指定されているゴミ出しの区分に従って処分します。
袋の容器の場合は、手ではたいて中の農薬を全て外に出す必要があります。
またボトル型やスプレー型のものに関しては、容器の中を水で洗浄したうえで処分する事が大切です。
④大量に農薬がある場合
家庭菜園であっても大量の農薬を処分したい場合や事業として畑を扱っているような場合では、産業廃棄物扱いになります。
農協(JA)で回収をしてくれている場合もありますが、行っていない場合は産業廃棄物業者に依頼する事になります。
全国各地の産業廃棄物業者は、公益社団法人全国産業資源循環連合会のホームページから検索する事が可能です。
⑤費用はどれくらい?
対応している地域の農協であれば、一般的な農薬の場合であれば1kg200~300円程度で回収してもらえます。
ただし、水銀入りなど毒物が混入しているものであれば、料金は数倍以上に跳ね上がるので注意が必要です。
また産業廃棄物業者へ依頼した場合は、一般農薬の場合は1kg216円、不明農薬の場合は1,080円が相場となります。
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まとめ
ここまで殺虫剤や農薬の捨て方について紹介してきました。
自分で使い残しの液体や粉剤を処分する際には、マスクと軍手を付けて、くれぐれも火の気のない屋外で行う必要があります。
農薬はできるだけ使用残りがないように必要量だけを購入し、できるだけ使い切るようにする必要があります。
一般家庭菜園向けには多少割高と思えても、有効期限内に使い切る事ができる小包装のものをお買い求めする事が大切です。
お買い得だからと2本パックの殺虫剤をついつい買ってしまう方もいるとは思いますが、自宅にどれだけの在庫があるのかを把握する事も必要です。
使用期限を意識するために、購入した時に目印として日付を書いておくと目安にもなります。
余計なゴミを増やさないためにも、必要以上に在庫を保管せずに使い切る事が大切です。
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