コンビニのビニール傘は安価なので手軽に購入できますが、急な雨が降るたびに購入して、家に傘をため込んでしまう方もいます。
コンビニのビニール傘に限らず壊れたり使わなくなった傘があるけど、自治体の何ゴミで捨てたらいいかわからないという方のために、今回は傘の処分方法を紹介します。
また傘の分解方法についても紹介していきます。
粗大ゴミの処分でお困りなら、民間の粗大ゴミ回収業者に依頼しましょう!
自治体だと一気にたくさんのゴミは回収出来ませんが、「片付けエージェント」なら激安料金で「すぐに」大量のゴミを回収出来ます。
\全国・即日対応可!今なら28%OFF♪/
傘の捨て方・処分の方法
傘のゴミ分類は自治体によって異なるので、まずは自分が住んでいる市区町村のホームページで傘が何ゴミに該当するのか確認が必要です。
Googleなどの検索エンジンで「〇〇〇(自分が住んでいるところの自治体名)傘ゴミ」と検索すると、すぐに目的のページが出てくるので参考にするといいです。
ここでは4つの処分する方法を紹介していきます。
①自治体の不燃ゴミとして出す
もっとも一般的な処分方法として、そのままの状態で自治体の不燃ゴミとして出す方法です。
この場合は、不燃ゴミの日にゴミ捨て場に傘を持って行くだけでいいです。
ただし、お住いの自治体によっては指定されているゴミ捨て用のビニール袋に入れて出さないといけない場合もあるので、事前に確認が必要となります。
②自治体の粗大ゴミとして出す
粗大ゴミの定義は自治体によって異なり、一辺の長さが30㎝~のものを粗大ゴミとする自治体もあれば、50㎝~としているところ、また重さで決められている自治体などもあります。
お住いの自治体が、どの方法に当てはまるのか事前の確認が必要です。
粗大ゴミとして捨てる際は、事前に粗大ゴミ処理券を購入して傘に貼っておく必要があります。
処理券を貼らずにゴミ捨て場に運び出しても、回収されないので忘れないことが大切です。
折りたたみ傘でも50㎝以上のものは、一般的な傘と同様に粗大ゴミ扱いになります。
③回収BOXを利用する
自治体によっては公民館やゴミ集積所に回収BOXが設置してある事があります。
自治体での分別方法が分からない場合や自分のペースで処分したい方は回収BOXを利用するのも一つの手段です。
お住いの地域のホームページを確認すると回収BOXの有無や設置場所が確認できます。
④不用品回収業者を利用する
お住まいの自治体で傘の処分において分解が必要だけれど、作業が面倒といった場合は不用品回収業者の利用もオススメです。
回収という形となるため、専門のスタッフが自宅まで回収に来てくれて、傘以外にも家具などの不用品もまとめて回収してくれるため、他にも不要なものがあればオススメな方法です。
傘を処分する際の費用は?
自治体のゴミ収集 | ゴミ袋、ビニール紐代のみとなり無料~300円程度 |
自治体の粗大ゴミ | 粗大ゴミ収集券代が発生しますが費用は自治体により異なる |
不用品回収業者 | 傘の他にも不用品があり、買取対象品だった場合には引き取りにかかる費用から差し引き可能で8,800円~が相場 |
粗大ゴミの処分でお困りなら、民間の粗大ゴミ回収業者に依頼しましょう!
自治体だと一気にたくさんのゴミは回収出来ませんが、「片付けエージェント」なら激安料金で「すぐに」大量のゴミを回収出来ます。
\全国・即日対応可!今なら28%OFF♪/
まだ使える傘の場合はリサイクルを利用
たくさんの傘が溜まっていても、まだ十分使える傘であれば捨ててしまう以外にも、リサイクルに出してみるという手段もあります。
ここでいうリサイクルとは、リサイクルショップに持って行くということではなく、傘の寄付を行うことです。
リサイクルショップでも、有名ブランドの傘であれば買い取っている店舗もありますが、安価なビニール傘は買い取ってもらえない可能性が大いにあります。
①発展途上国の組織・団体に寄付する
国際社会支援推進会「ワールドギフト」など世の中では傘の寄付を募っている組織や団体があります。
不要になったさまざまな品を発展途上国の人々に送る活動を行っており、各ホームページから検索してメールフォームから集荷の依頼ができます。
依頼が終了すれば、希望の日時に宅配業者が取りに来てくれるので簡単に寄付をすることが可能です。
②駅に寄付する
駅によっては無料の傘レンタルサービスをしているところがあります。
レンタルされたまま傘が戻ってこない場合に備えて、駅では傘の補充を定期的に行っています。
そのため、レンタルサービスを行っている駅であれば傘を寄付することができるのです。
傘の分解方法と注意点について
傘を分解してから捨てないといけない決まりがある自治体もあります。
その場合、傘の骨格となっている金属・生地のビニール・取っ手のプラスチックなどを分解して、それぞれのパーツを分別して捨てる事が大切です。
ここでは傘の分解方法がわからない方へ手順を紹介します。
①安価なビニール傘の場合
道具がなくても簡単に分解することが可能です。
1.露先(つゆさき)と呼ばれる生地の先端にあるプラスチックのパーツを取り外す
安い傘は、露先は骨組みに差し込まれているだけなので、軽く引っ張るだけで簡単に取れます。
2.露先を全て外した後は傘の先端にある石突(いしづき)と呼ばれるプラスチックを取り外す
こちらも手ですんなり外すことができ、これで傘の生地と骨格の分離は完了です。
②作りがしっかりした傘の場合
ビニール傘でも作りがしっかりしたものは、露先や石突が接着剤で固定されている事があります。
そうした場合は素手で解体するのは不可能なため、ペンチやニッパーといった道具が必要となり、使用しなければ分解する事が困難です。
1.ニッパーを使用
ニッパーを使用して固定された露先を切断します。
切断する箇所は、露先から3~4㎝ほど離れた骨格の部分です。
露先のすぐ側の骨を切断すると、露先の中に金属が残り、取り出せなくなってしまうので注意が必要です。
2.ペンチを使用
ペンチを使い露先に刺さっている金属を取り出します。
石突はペンチで挟んでから反時計回りに回しながら引っ張ると取り外せます。
③分解する際の注意点
道具を使って傘を解体する場合は、金属の先端が手に刺さる恐れがあります。
分解の際は、ケガ予防のために、滑り止め用のゴムが付いた軍手などをはめて手を保護する事が大切です。
傘の生地と骨格の分解ができたら、あとはプラスチックの傘の取っ手を取り外すだけです。
取っ手の部分は素手で簡単に取り外せるものもありますが、接着剤で固定されているタイプのものはペンチを使って外します。
プラスチック、ビニール、骨組みに分解できたら、後はそれぞれのゴミの日に捨てるだけです。
粗大ゴミの処分でお困りなら、民間の粗大ゴミ回収業者に依頼しましょう!
自治体だと一気にたくさんのゴミは回収出来ませんが、「片付けエージェント」なら激安料金で「すぐに」大量のゴミを回収出来ます。
\全国・即日対応可!今なら28%OFF♪/
日本の傘事情について
日本洋傘振興協会によれば、日本ではおよそ年間1.3億本の傘が消費されています。
そのうちビニール傘は約8,000万本と推定されています。
また、折り畳み傘の使用割合が20%ほどで世界平均55%に比べると、かなり低い水準です。
現状では、近年のゴミ削減の動きと反して、日本では大量の傘(特にビニール傘)が消費されています。
日本はどこでも安価で手に入りやすいが故に、傘を大切にする意識が低いと言えます。
まとめ
ここまで傘の処分方法について紹介してきましたが、自治体によってゴミの種類や捨て方が異なります。
傘を素材ごとに分解してから捨てる決まりがある自治体の人は、面倒くささを感じるかもしれませんが、ルールを必ず守って正しく捨てる事が大切です。
また、使える傘であれば、捨てるのではなくて特定の団体に寄付することで社会貢献に繋がるため、いらなくなった傘には「捨てる」だけでなく「寄付する」という選択肢もあることを覚えておくといいです。
コメントを残す