使い終わった教科書の処分を考えていてもタイミングがわからず溜まりがちになってしまうものです。
ここでは、そんな教科書の捨て方や捨てるのはもったいない場合の処分方法(売る・寄付など)を紹介していきます。
教科書は捨てるのは簡単ですが、注意点として捨てる前に名前を消すなどに気をつけて処分する事が大切です。
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教科書の捨て方・処分の方法
教科書の捨て方は簡単で、お住いの自治体のゴミ捨てのルールに従い、可燃ゴミもしくは資源ゴミに出すかの2つの方法です。
①自治体の可燃ゴミに出す
教科書の捨てる前に、お住まいの自治体のホームページを確認して可燃ゴミとして出しても良い場合は、指定のゴミ袋に入れて生ゴミなどと一緒に出します。
②自治体の資源ゴミに出す
資源ゴミとして出せる場合は、お住いの自治体ルールに従い、教科書を紐でまとめてから捨てるようにします。
リサイクルで古紙として再利用されるものなので、汚れている教科書は可燃ゴミとして捨てるようにする事が大切です。
地域によってゴミの捨て方は異なりますが、主には以下の3つの方法で資源ゴミを回収しています。
・特定業者が回収
・町内のボランティアによる回収
・リサイクルステーションに持ち込む
教科書を捨てる費用は?
捨て方 | 料金 |
①自治体の可燃ゴミ回収
②自治体の資源ごみ回収 |
いずれの方法ともお住いの自治体での処分が可能であるため教科書そのものを処分する費用は無料で行えます。
唯一、費用としてかかるとすれば、ゴミ袋または紐の購入が必要です。 |
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教科書を捨てるのは勿体ない場合の捨て方は?
まだまだ使える状態の教科書や捨てるのはもったいないと感じる場合は、専門書店やネットオークションなどで売却、兄弟や親戚、近所の子どもに譲る、寄付するといった処分方法もあります。
①専門書店やネットオークションに出す
小学校など国から無料配布される教科書の買取は受け付けていないことがありますが、大学の教科書などは専門書店やネットオークションなどで売れる場合があります。
無料配布される教科書でも、ネットオークションなら売れる場合もあるので、どうせ捨てるなら売った方がお得に処分する事ができるため、一度試しに行ってみる事も大切です。
どちらの方法でも商品の状態が良くないと売れないので、あまりにも汚れている教科書の場合は処分する事が大切です。
②同じ学校に通う子どもに譲る
兄弟がいる場合や、親戚や近所に同じ学校へ通う子どもに譲ることもできます。
2冊あると無くしたときに便利な事や、私立の場合や、大学・高校の場合は買わずに済むことがあり出費をおさえる事にもつながります。
ただし、教科書は4年に1度改訂されるため年が離れているお子さんに譲る際は注意が必要です。
③寄付する
教科書は図書館やNPO法人に寄付することもできます。
図書館の場合は、すべての教科書を引き取ってもらえるわけではないので、あらかじめ確認してから持ち込む事が大切です。
NPO法人や児童養護施設などでは、教科書の寄付を募っているところもあり、使わなくなった教科書が誰かの役に立つかもしれないのはうれしい事にもつながってくるため確認すると良いです。
教科書を捨てるタイミングは?
教科書を捨てる際には、使うかもしれないから取っておきたい、ということもあります。
一般的な処分する目安の時期について紹介していきます。
①小学生は学年が変わるごとに捨てる
小学生の場合は、次の学年で使用しない場合は捨てても問題ないです。
年が近い兄弟などがいる場合は保管している方が多いです。
②中学生は1学年終了後、半年~1年後に捨てる
中学生の場合は、英語や数学など復習する必要が出てくることがあるので、公式や単語などを覚えて完全に必要がなくなる1年後を目安に捨てる事をオススメします。
③高校生は卒業後に捨てる
高校生の場合は、大学受験に必要になる事があるため、受験が終わった後、または卒業後に捨てると良いです。
④大学生は自治体で捨てる事はあまりない
大学の教科書は高いので、学年終了後に後輩へ安価で売るか譲るかが多いです。
専門性の高い教科書は、先述した専門書店やネットオークションで売れることがあるのでオススメします。
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教科書を捨てる際の注意点
教科書は可燃ゴミや資源ゴミとして自治体に出せますが、捨て方には注意が必要となります。
①名前・学校名は消す
名前や学校名といった個人情報が書かれている場合は、その部分を消したり、切り取ってから捨てるようにします。
黒の油性マジックや個人情報保護スタンプを使用すれば隠したい部分をしっかり消す事ができます。
個人情報保護スタンプは、文房具店やホームセンターのほか、最近では百円ショップでも購入可能です。
また、切り取って捨てる場合は名前等が書かれている部分を隠すため紙袋に入れてから捨てるなど注意が必要となります。
すべてチェックするのが大変な場合は、名前等が書かれている面を内側にして紐で縛れば収集場に置いていても紐をほどかない限り見られる事はないため安心です。
②CDなど紙以外のものは抜き取る
参考書や問題集にはCDが付属されているものがあります。
CDは資源ゴミとして捨てる事ができないため、抜き取ってから分別することが大切です。
CDがビニール袋に入っている場合もあるので、ビニール袋も取り除く必要があります。
また、資源ゴミとして出す場合は、紙以外の下敷きやクリップが間に挟まっていないか確認が必要です。
③プリクラが貼ってある場合は剥がす
最近は教科書やノートにプリクラを貼る子もいるので、捨てる前に確認が必要です。
顔が写っているプリクラも個人情報の一つであり、剥がしてから、剥がしにくい時は切り取って紙袋などに入れて見えないように捨てます。
プリクラは自分の子どもだけでなく、一緒に写っている友達の個人情報でもあるので注意が必要です。
④2学年に渡り使用する教科書もある
最近はコロナ禍の影響により授業に遅れが生じてしまう事により、学校によっては同じ教科書を2学年に渡り使用するところもあります。
捨てる前に、学校からのプリントで次の学年でも使用する教科書がないか確認する事が重要です。
⑤人に見られたくない場合
教科書をはじめ、ノートなどには他人には見られたくない内容(日記など)を書いている方もいると思います。
このような場合は、シュレッダーにかけたり、読めないように塗りつぶしたりして生ゴミと一緒に捨てたりして人の目に留まらない工夫が必要です。
まとめ
教科書は1年間勉強を頑張った証でもあり、復習で使うかもしれないと思うとなかなか捨てられないものです。
ただし教科書だけでなく、参考書やノートなども保管するとなると結構な収納スペースが必要になるので、需要がなくなった時点で、潔く捨てることをオススメします。
教科書の捨て方・処分方法は先述した通りの5つの方法で行い、名前や学校名、プリクラなどの個人情報はすべて削除してから安全に捨てる事が重要です。
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